study meeting vol.7 『終戦の太陽: VIVOと東松照明』

 
 




study meeting vol.7 「終戦の太陽: VIVOと東松照明」

講師:  先間康博(写真家)

日時:  2017年6 月10日(土) 15:00-17:00

定員: 8名

会費: 2,000円(飲み物・お菓子付)

会場: front  (岐阜市金宝町2-9-1/ tel 058-263-7161)

*お電話かe-mailにてお申込みください。
GALLERY CAPTION
tel 058-265-2336 (水~日/12:00-18:30)
e-mail caption@mbe.nifty.com



「写真とは何か」を、写真家 先間康博氏が独自の視点を織り交ぜながら多角的に考察するシリーズ企画。7回目は「終戦の太陽: VIVOと東松照明」です。

落胆する大人たちを尻目に、まだ少年だった彼らは、ただ何もなくなった青空に浮かぶ終戦の日の太陽を見上げていた。そのゼロ点から出発せざるをえなかった彼らが、1959年に結成した写真家集団が“VIVO”である。今回はそこに参加していた東松照明を中心として、戦後日本の写真をその時代背景とともに紹介していきます。

VIVO: 
写真家の川田喜久治、佐藤明、丹野章、東松照明、奈良原一高、細江英公と評論家の福島辰夫とで1959年から62年まで活動した。エスペラント語で“生命”を意味し、新たな日本の写真表現の世界を切り開いた。海外のマグナム・フォトなどを参考に、写真家自身が写真の使用管理まで取り仕切る日本初のセルフ・エージェンシーとしても運営された。   *福島辰夫写真評論集第1巻「写真を発見する世界」窓社、2011年 参照

先間康博(さきまやすひろ)
1966年福岡市生まれ。1998年名古屋大学理学研究科宇宙物理学専攻博士課程満了。
主な展覧会に、2006年「先間康博作品展”林檎 ニュートンもセザンヌも僕も”」ツァイト・フォト・サロン/東京。2007年「Japan Caught Camera」上海美術館/中国。2008年「先間康博作品展”夜と林檎”」ギャラリーHAM/名古屋(以降、’10年’14年’16年)など。