memo: 22 July, 2016
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Les mots et les choses: une archéologie des sciences humaines
Foucault, Michel Gallimard, Paris 1966 (ミシェル・フーコー『言葉と物』初版) |
□ 名前: 神村 誠
□ 肩書・所属: デザイナー
□ 略歴:
2009年より東京を拠点にデザイナーとしての活動をはじめる。
現在は岐阜と東京の二拠点で活動。
□ 題名、著者名、出版社、出版年:
Les mots et les choses: une archéologie des sciences humaines
Foucault, Michel
Gallimard, Paris 1966
(ミシェル・フーコー『言葉と物』初版)
□ コメント文:
私は言葉が物であるかどうかについて考える機会によく遭遇します。
デザインの仕事では一般的に言葉や概念、精神に形を与えて物にすることが要求されますが、その形がどこから現れるかについて示されることは多くありません。
天から授かるのか、社会規律の一部なのか、はたまた人間の内部の表出なのか。
いずれにせよ、私に課されたこの問題は、私に尽きない興味を与え、言葉や物を与えます。
私はこうしてデザインを続けることになってしまいました。
『Found: 』 side A、side B を通じて、一番シンプルだったのは、デザイナー、神村誠さんの棚でした。言葉はかたちある物であるのか、というご自身の問いに対しての、自然なこたえが、そこに置かれているように思いました。