memo: 5 October, 2015









「人がいて、作品がある、ということが大切だと思う」

と述べる作家にとって重要なことは、
人と作品の"間"の創出、
その"間"で起きることのすべてにほかならない。
木藤の作品は、その"間"で何が起きるのか、
その出会いの瞬間を拡大して
私たちに感じさせる装置と言えよう。


鎮西芳美/Nearest Faraway|世界の深さのはかり方
<MOT アニュアル2011「Nearest Faraway|世界の深さのはかり方」 (東京都現代美術館、2011年)展覧会カタログより抜粋>